屋根瓦についての知識

☆日本の瓦の始まりは「陶器瓦」です。

表面を釉薬で化粧して焼いた粘土質系瓦のことです。 (愛知県の三州瓦や島根県の石州瓦が有名)

日本建築(和風)で見られる陶器瓦の美しさには、素晴らしいものがあります。

この瓦は、基本的には塗り替えといったリフォームなどは必要ありませんが。。。。

年数が経過すると。。。(20年~30年) 表面のガラス質の部分にひびが生じて白くなってきます。

※機能的に問題はありませんが、ひびが進行すると穴が開いたり欠けたりして、素地(赤い下地)が見えてくることがあります。

 見た目も悪くなるため、こうなった場合は、瓦の葺き替えをした方がよいと思います。

※最近では、洋風のデザインの瓦が出てきたので、洋風の家でも陶器瓦を使うことが出来るようになりました。

☆セメント瓦

セメントと砂、又はセメントとアスベストを混ぜて。。。プレス、成形、脱水した瓦です。

様々な形に対応できて、製作日数も短くなるため、戦後の復旧時にはとにかく大量に生産されました。

瓦表面にアクリル系、フッ素系などの塗装をしています。

※セメント瓦は初期費用は、陶器瓦に比べると少し安いのですが。。。。。

 定期的に塗装をしなければならないために、長い目で見れば高くなるといった問題がありました。

 定期的な手入れをしないと、雨がしみ込むようになり。。。雨漏れの原因となります。

☆コロニアル瓦

コロニアルはアスファルト系の材料で作られた軽量な瓦です。 価格が安いことも普あり、全国的に普及した製品です。

しかし、一時期にこの瓦の原料としてアスベストが使用されたこともあります。。。。

施工がスピーディーで、価格も安いのですが、耐久年数は約20年未満とかなり短く、10年に一度程度の塗装をしないと

アスベスト飛散の原因になります。

☆ハイブリッド瓦

KMEWルーガという瓦の様な原料に硝子繊維やリサイクルできる材料を使って、重量を陶器瓦の1/3以下として

耐震を考え、陶器瓦と同等またはそれ以上の耐用年数にしたこれからの瓦です。

太陽熱からも家を守る耐熱性能ももっているため、まさしくこれからの省エネ社会のための瓦です。

☆☆ここで、瓦選定の考え方なのですが。。。。。。

イニシャルコストが高い、「陶器瓦やハイブリッド瓦」 は結果的には、メンテナンスがほとんど必要ないために

長い目で見れば安くなるというメリットがあります。

— posted by Murase Kensetsu at 09:02 am    commentComment [0]

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